(ロンドン午前の市況)
ロンドン午前の市場は超閑散だった。BUNDSのロンドン午前7時から米国オープン迄の出来高は31万5千枚しかない。 ▲フランスの7月消費者コンフィデンスは-25(予想-27、前-28)。2ヶ月連続の改善で、2月以来の高水準。景気回復を背景に失業率が低下し、広範な改善となった。BUNDSに売り圧力を掛けた ▲ユーロ圏の6月M3は8.5%(予想8.7%、前8.8%)、3ヶ月平均でも8.7%(予想8.7%、前8.7%)。 プライベート・ローンは11.0%(前11.4%)。発表の後にBUNDSが下落基調から反転して上昇基調となった ▲イタリア国債入札結果は10年国債E2.5bnは平均金利4.18%で、カバーは1.63倍(前1.9倍) ◎3年国債E2.5bnは3.63%で、カバーは1.73倍(前1.68倍) ◎5年FRNは3.34%で、カバーは2.37倍 発表後にBUNDSは3ティック程度買われた (英国関係のニュース) ▲月曜に発表予定だった英7月GFK消費者コンフィデンス指数が、早まって発表された。結果は-4で、6月から横ばい。数字が改善しなかった理由は暑い天候と、フットボール・ワールドカップでイングランドが早めに負けたことだと解説された。 ▲英ナショナル・インスティチュート(NIESR)がBOEの8月利上げ要求 ◎利上げ要求理由: 1)インフレは今後2年間、BOEの目標2%の上にとどまる。石油価格や輸入物価価格の上昇など、海外からのインフレ圧力の高まりのため。 2)インフレは目標を超えており、経済成長は平均水準を上回っているので、利上げを秋まで遅らせる必要はない ◎なお、英成長予想は2006年が2.5%、2007年は2.6%(前2.8%)。減速理由は石油高とポンド高と予想される利上げ (米国市場のニュース) 米2QのGDP速報は2.5%(予想3.0%、前5.6%)、個人消費は2.5%(予想2.1%、前4.8%)、コアPCE価格は2.9%(予想2.9%、前2.1%)。 GDPの2.5%と言う弱い結果を受けてトレジャリーが急騰した。ショートカバーに加えて、コーポレートの買いや、2年でのアグレッシブなマクロ筋の買いがあったとトークされた。 ▲JPMがFED8月予想を据え置きに変更 ◎同時に、3QのGDP予想を2.5%に下げる ◎利上げ停止後の大きな問題は、成長がどうなるかということだ。我々は成長スローダウンが一時的だと考え、経済は最近の石油価格上昇と住宅市場下落を乗り越え、さらに強くなると予想する ▲ベアースターンズのエコノミスト:8月は利上げ休止 今日のGDPの結果はFEDの予想に沿ったものであり。すなわち、FED予想達成のためにはQ2からQ4の間でGDPは2.5%から2.8%程度の成長に留まらねばならぬ。需要の成長が弱まっているので、FEDは8月8日には利上げ休止となるだろう。 ▲8月が据置きになったとしても、FF金利ピークは5.75%:リーマンのマタス ◎市場は34%に利上げ予想を減らした。これはFEDの利上げ停止を容認するということ ◎雇用統計がFOMCにとって更に重要となった ◎8月に利上げが一時停止になったとしても、我々はFEDが5.75%まで利上げするとの予想を変ない ▲FEDは8月は利上げしないだろう:メリルのローゼンバーグ ベージュブックでは米経済が2Q終りから3Qにかけて冷却化していると書いているので、3Qも2Qと同様なソフトなGDPの結果となるだろう。我々は3QのGDPを2.3%と予想する。GDPが2四半期連続で3%を下回れば、FEDは利上げ路線をやめるだろう。 米7月ミシガン(FINAL)は83.0から84.7に上昇修正されたが、相場に全く影響しなかった。 ▲NY午後1時半の価格は、TYU6が105.305(+10)、EDH7が94.625(+7.5)、米国債2年10年はロンドン午前には-0.5から-2.0にフラット化した(FOMC利上げ懸念)が、米GDP発表後には+1BPまでスティープ化した。 RXU6は116.72(+23)、ERH7は96.34(+2.5)、独国債2年10年は41BP(-0.5)。 DOWは11223(+122)、DAX先物は5730(+45)、NYMEX原油は73.28(-1.26) (終り) by tkobayashi10 | 2006-07-28 02:37
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